本プログラムのねらい
現代のビジネスの成否を決める一つに、“情報”があります。
情報の入手の中で最も基本的な方法は、日頃のコミュニケーションで行われる“人からの情報収集”です。
「聞く」行為は、「話す」行為と同様、コミュニケーションの基本ですが、話し方と同様、聞き方にもコツがあります。
本プログラムでは、『相手との信頼関係を築いたり、必要な情報を得たり、真意を把握したり、相手の行動を促したり』といった、良質なインプットを作り出す「聞く力」を強化します。「聞き方」のプロフェッショナルであるコンサルタント達が駆使する、プロファイリングやバックトラッキングなど、実践的な「聞き方」のノウハウなども学べます。
ポイント
- なぜ“聞く”のが上手くいかないのか、その原因を把握し、相手の真意を汲み取る聞き方や、積極的に情報を収集する方法などを学びます。
- 具体的には、信頼を得るための「聞く力」、検証するための「聴く力」、相手の行動を促す「訊く力」の3つを同時に学びます。
プログラム例 ※ご要望に応じてカスタマイズ可能です
1日(10:00~17:00)
・「聞く」、「聴く」、「訊く」の違いと特徴
・3つの「聞く」力診断
2.「聞く」テクニック
・相手に「話したい」と思わせる技術、“アクティブリスニング”とは
【演習】相手との距離を縮める聞き方
3.「聴く」テクニック
・必要な情報を収集し、検証する
・“仮説思考”とは
【演習】顧客のリピート率を高める施策立案
・3×3のマトリクスで考える“検証”のための聴き方
【演習】真意を明確化させる質問の仕方
4.「訊く」テクニック
・人や組織を「動かす」「変える」チェンジクエスチョン
・提案でやる気を引き出す訊き方、メンバー・部下の行動を促す訊き方
5.ビジネスシーン別の聞き方
・会議でのファシリテーションにおける聞き方
・プレゼンテーションにおける聞き方
・部下・メンバーのコミットメントを引き出す聞き方
・ヒヤリングやインタビューでの聞き方
対象
- 相手の言うことや真意を把握するのが苦手な方
- 顧客や関係者の要望を聞き、プロジェクトの推進や組織連携をする方
- 指示通りに作成したつもりが、意図とは違う成果物の作成をしていることが多い方
- その他営業職の方、社内調整を担う方など
費用について
実施にかかる費用については、「よくあるご質問」をご覧ください。