本プログラムのねらい
人手不足・採用難といわれる中、新人・若手社員の早期戦力化、モチベーション向上は、企業にとってはもちろんのこと、現場にとっても大きな課題です。特に、現場の教育・指導次第では、新人・若手社員を活かせないどころか、不本意な形で離職するといったこともあり、OJT担当者の責任は重大です。しかしながら、新人・若手社員の育成を任された人は、そのためのトレーニングを受けていないことも多く、その結果、自身の成長してきた経験に頼った自己流のOJTや育成方法に偏ってしまいがちです。
本プログラムでは、OJT担当者や育成担当者として、押さえておくべき知識やコミュニケーションの取り方、信頼関係の構築などの方法を習得していただきます。
本プログラムのポイント
- 自立性・主体性を高める「コーチング」の手法を用いて、新人・若手社員の育成方法、コミュニケーション方法を習得していただきます。
- 新人・若手社員のキャリア育成のために必要なスキルを、「メンタリング」の手法を取り入れて学びます。
- リーダーシップやコーチングの研究・研修を多数行い、自身も毎年、講師として新入社員研修を実施しているJMA専任講師が実践指導します。
プログラム例 ※ご要望に応じてカスタマイズ可能です
1日目 10:00~17:00
①PDCA(マネジメントサイクル)のスパイラルアップ
②コーチング&メンタリングの本質
③人材から人財、そしてタレント開発へ
講義
2. コーチング&メンタリングを活かしたOJTアクションプラン
①成長のサイクルと計画的育成、育成計画書の重要性
②新人・若手が身につける必要がある要素
③OJT育成計画作成
④育成アクションプランシート(相互コンサルティング)
⑤課題を掘り下げ、解決策を提案する
個人実習チーム実習
3. 新人・若手との信頼関係をつくる
①安全圏をつくりあげる
・新人・若手(メンティ)に安心を与える姿勢づくり
②信頼関係(絆)を築くスキルを体得する(ラポールスキル実習)
・姿勢・態度を合わせる(ミラーリング)
・価値観に合わせる(ペーシング)
※価値観は、セルフアセスメントを活用
・言ったことを復唱する(バックトラッキング)
講義実習
4. OJT担当者やメンターに必須の対話力を高める
①観察力を磨く
・メンタルヘルスのサインを見分ける
②質問力を磨く
・メタモデル質問で、正確性を共有する
・9つの質問で、コーチングを実践する
・未来肯定型質問で、やる気を引き出す
③傾聴力を磨く
講義実習
対象
- 新入社員のOJT担当者
- 新入社員の受け入れをする先輩社員の方
- 若手社員の指導・育成をするリーダー・管理職の方
- 新人・若手社員とのコミュニケーションを活性化したい方
費用について
実施にかかる費用については、「よくあるご質問」をご覧ください。