FUJITSUユニバーシティ・インタビューその2「グローバルビジネスワークショップを通じた若手人材の成長」

グローバルビジネスワークショップ2017
グローバルビジネスワークショップをご活用いただいている、富士通株式会社様にお話をお聞きしました。
株式会社FUJITSUユニバーシティ(FJU) 
ビジネス研修グループ 
グローバルタレント育成 
マネージングプランナー 
武田 学 氏
株式会社FUJITSUユニバーシティ(FJU) 
ビジネス研修グループ 
ビジネス人材開発 
横川 英之 氏
前回の内容はこちら

グローバルビジネスワークショップを通じた若手人材の成長

—若手人材の育成に、JMAのグローバルビジネスワークショップをご活用いただくようになったきっかけは何でしたか?
IMG_5739横川氏:
2年前に丁度、他流試合型の研修を探していました。
日常業務に没頭していると視野が狭くなってしまいがちですので、外の世界で様々な価値観に触れることが、富士通の将来を担うリーダーには必要だと思ったからです。

—ワークショップを導入するときに、何か躊躇したことはありますか? 
横川氏:
初めて参加した際は、研修の効果として、参加者がどれだけ成長して職場に戻れるかが未知数でした。
結果としては、こちらが期待していた以上の変化があり、参加者の
直属の上司も評価していました。

—特にどのような部分に成長が見られましたか?
IMG_5744武田氏:
意識の部分が大きいと思います。
シンガポールのケース企業の人々や、日本の他企業からの参加者と1つのテーマについて議論して、成果を出すことで自信をもち、「自分はこれをやっていくぞ!」というような目的意識を強く持つことができるようになったと思います。
当初の目的であった、多様な価値観に触れて視野を広げるという点についても、シンガポールのビジネスリーダーたちからはビジネスのセンスを学び、同世代の日本人メンバーとは議論を繰り返しながらお互いの考え方を理解することによって、自分の世界を広げることができたと思います。
英語力については副次的な効果です。
参加者はワークショップに意欲的に参加したことで、自ら英語力の向上に努めた結果として、
TOEICのスコアもぐっと上がっています。

—このワークショップが社内や他社のプログラムと違う点は何だと思われますか?
横川氏:
1点目は人的ネットワークです。
プログラム終了後も同期会が行われていると聞いていますが、真剣に議論したメンバーだけに、ワークショップが終わった後も貴重な社外の”同志”になれるのだと思います。
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2点目は実ビジネスをテーマにしている点です。
ビジネスセンスを養う絶好のチャンスとなっており、海外の実企業で新しいビジネスモデルを創る機会を体験できることはとても貴重だと思います。

~つづく2/3~

関連ページ

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◆過去のインタビュー
富士通インタビューその1「英語による論理的コミュニケーションの壁」
富士通インタビューその2「参加メンバー同士の信頼感の醸成」
富士通インタビューその3「グローバル経験をキャリアに活かす」