コラムcolumn

Extra Chapter 研修後にやること|経営幹部育成のSTEPをつかむ!『リーダー育成読本』Vol.9

「これから経営幹部育成研修の実施を考えている方」、「経営幹部育成研修を実施しているが、どうもうまくいっていないと感じている方」へ・・・
JMAのご支援の蓄積から、「経営幹部育成研修の設計」をする上でベースとなる考え方を皆様にお伝えしていくコラムです。

Extra Chapter 研修後にやること

ここからは番外編になりますが、研修が終了したら、振り返りの機会を作ります。
振り返りは、次回(次年度の場合もあれば、もっと先の場合もある)の研修を、より充実したものにするために必要不可欠です。実施した研修が研修オーナーや事務局、受講者のそれぞれにとって、「100%満足」であれば別ですが、「予定通り進まなかった」、「実施してみたら想定とは違っていた」、「こうしておけばもっとよかった」、等の感想が出る方が多いのではないでしょうか? 以下に振り返りのポイントについて記載をしますので、参考にしてください。

何を振り返るのか?

※以下の項目について、受講者アンケートをベースに事務局個々の意見を交えながら振り返りを行います。委託した研修会社や講師も交えて行うと、様々な視点で課題が抽出できます。

①全体
・企画時に設定した目的とゴールを再度確認し、目的が達成できたのかについて、設定したゴールへの到達度合いで確認します。目的が達成できなければ、何が原因だったのかも議論して下さい。

②講師
・講師のパフォーマンスについて振り返ります。分かりやすい説明だったのか?議論が活性化するようなファシリテーションであったか?幅広い知識を提供してくれたか?など、満足のいった点、そうでなかった点等について確認します。

③各単位のプログラム
・設定したテーマが適切であったか?提供した内容と受講者のレベルは合っていたのか?講義と議論のバランスは良かったか?事前(事後)課題は適切(量と質)であったか?等の観点から振り返ります。

④成果物
・企画時に想定したクオリティに到達したか?成果物を作成するプロセスはこれでよかったか?等の視点から振り返ります。

⑤その他運営面
・準備や当日の運営上で抜け漏れはなかったか?もっとこうすればよかったという点はなかったか?について振り返ります。

いつ振り返るのか?

・記憶が劣化しないうちに、遅くとも研修実施後1ヶ月以内に実施すると良いでしょう。
振り返りの内容を基に、次回への課題を明確にしておきましょう。あとは、自社のスケジュールに沿って、課題解決策を検討していきます。

【終わりに】

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本コラムはJMAのこれまでの支援実績をもとに、「経営幹部育成研修」について、どういう手順で、何に留意して企画をするか、という観点でまとめましたが、これはあくまでJMAの考え方であって、企画の作成手順に正解はありません。本書をひとつの参考材料にしながら、自社ならではの企画をお考えいただければと思います。
また、冒頭にも述べましたが、「研修終了=経営幹部が誕生する」というわけではありません。研修は育成プロセスの中の1つの手段であって、実践の場(ストレッチアサインメント)を用意し、Off-JTとOJTを組み合わせていくことが経営幹部の育成には必要になると考えます。
経営幹部をどう育成するかというところから思考をスタートさせ、その中で「研修」をどう位置付け、どのような内容にするべきかを検討いただければと思います。
本コラムが少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

『経営幹部育成研修の設計STEP』

STEP1 自社の経営者像の明確化
STEP2 研修の目的とゴールの設定
STEP3 人選
STEP4 成果物の設定
STEP5 研修の構成・流れの設定
★STEP6 学習テーマと内容の設定
★STEP7 研修を充実させるツール・仕組みの検討
Extra chapter 研修後にやること

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この『リーダー読本』は、「これから経営幹部育成研修の実施を考えている方」、「経営幹部育成研修を実施しているが、どうもうまくいっていないと感じている方」に向けて、進め方のヒントをお伝えするために執筆しています。
JMAソリューションでは、本コラムでお伝えしているプロセスをお客様と共に具体的に検討し、実現を支援いたします。 経営幹部育成研修について課題をお持ちの方は、ぜひご相談ください。
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