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ウェビナーレポート

ストレングス・ファインダーを用いた“強み”を活かしたマネジメントとは

どんな組織でもマネージャーの役割は重要ですが、働き方が多様化するなか、より時世に合ったマネージャー育成が求められています。そこでJMAでは、5,000人以上のハイ・ポテンシャルズを見届けてきた宇野聡美氏にご登壇いただき、いま注目のアセスメントツール、“ストレングス・ファインダー”を用いたマネージャー育成の体験講座を実施。その模様をレポートします。(2021728日実施)

1.ストレングス・ファインダーとはなにか?

ストレングス・ファインダーとは、個人の才能を特定し、それを強みに変えてマネジメントに活かすためのアセスメントツールで、世界中で2,600万人もの方が受験しています。今回の講座の参加者は、事前にオンラインで自らの才能を測るテストを受け、34資質(才能)から自分の持つ上位才能5つを特定して当日に臨みました。

導入部分では、動画の視聴を交えながら、テストで特定された5つの才能とその順番が同じ人に出会える確立は3300万分の1、つまり同じ人はほぼいないという事実とともに、労力をかけず自然に仕事やマネジメントを遂行できる方法が分かるなど、ストレングス・ファインダーの特徴を学習。その後、ブレイクアウトセッションで、参加者同士が新たに気づいたことを話し合いました。

2.ストレングス・ファインダーを活かしたマネジメントとは?

続いて参加者同士でのワークショップを体験。内容は、3人ずつの小グループになり、1人が自分の才能上位5つのどれか1つを選んで、過去に行った自分のマネジメントについて語り、聞いた人がポジティブなメッセージを返すというものです。宇野氏はこのワークショップの意義を「成功体験を再現するものであり、語ることで自己認識ができ、他者に承認されることで自信が得られること」と説明。対面研修でも人気のワークショップだけあって、オンラインにもかかわらずかなりの盛り上がりを見せました。

その後宇野氏は、ギャラップ社が行った優秀なマネージャーへのインタビュー調査にてわかったこととして、「優れたマネージャーには共通したマネジメントのパターンはなく、かわりに3つの共通するアプローチ法があり、その一つが自分の才能を強みにしたマネジメンである」ことを紹介。「自分にとっては当たり前の才能も、実は他者にとってはすごい才能。みなさんの才能をぜひマネジメントに活かして欲しい」と参加者の背中を押しました。

3.ストレングス・ファインダーの注意点

終盤には、「強み」を活かすマネジメントの注意点についてもレクチャー。上位5つの才能が度を過ぎると「弱み・弱点」になりうることが、“責任感”の才能を待つマネージャーを例に、実際に失敗しがちな事例を交えて紹介されました。

最後に質疑応答で寄せられた質問に宇野氏が回答。「自分の才能を強みに育てる参考書のようなものはないか」「社内研修にストレングス・ファインダーを取り入れたいが、自己認識の必要性をまったく感じない世代にどう説得したらよいか」等の質問に対して、具体的なアドバイスがなされました。

講師紹介

宇野聡美(Satomi Uno)
ギャラップ社認定ストレングスコーチ
ATD IMNJ ( International Member Network Japan)代表理事

大手銀行勤務を経て、15年以上にわたり人材開発コンサルタントとして、大企業のサクセッション・プラン、タレントマネジメント・人材開発体系再構築やプログラム設計に多く携わる。業種業界を問わず合計5,000人以上のハイ・ポテンシャルズを見届けてきた。ストレングス・ファインダー研修・管理職研修やワークショップ・グループコーチング&1on1コーチングなど実績多数。


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