調達担当者のための契約の理解と実務の基本

本プログラムのねらい

契約基礎知識が不足している方にとって、条文の作成や交渉はかなりハードルが高いものです。
担当者の知識不足により、あいまいな条件で契約を締結してしまった結果、かえってトラブルにも巻き込まれることもあります。
契約意識が日常業務に浸透してきた今、担当者には「調達の立場で考える契約の知識」が求められています。
本プログラムでは、調達プロセスにおける契約の位置づけ・契約書の構成と留意事項等についての知識を、1日で無理なく学んでいただけます。

ポイント

  • CSR調達の観点から、調達における契約の位置づけを理解する。
  • 契約書を締結する意義とそのために必要な基本知識を理解する。
  • 調達先との契約交渉において、自社の主張点を明確にするために必要な基本事項と、契約交渉の基本的な進め方を理解する。

※自社製造、販売製品を構成する直接材の調達、製造委託に関連する契約を主対象とします。

プログラム例 ※ご要望に応じてカスタマイズ可能です

1日 10:00~17:00
【1】調達の役割と基本業務とは
・調達の役割
・CSRとコンプライアンス
・購買倫理とマナー

【2】調達関連契約と法規の基礎知識
・調達関連契約とは
・売買契約、業務委託契約
・調達関連法規とは
・下請法、電子契約法

【3】調達の基本プロセスとポイント
・契約までの基本プロセス
・各プロセスでの契約に関わる留意事項

【4】契約内容の基本
・契約とは
・基本契約と個別契約
・契約書におりこむ条項
・トラブル時の対応方法
・トラブル事例

【5】契約交渉の基本
・交渉とは
・契約交渉の基本
・契約交渉の基本ステップとポイント
・準備事項、話の進め方、心構え

【6】まとめ
・重点の確認

対象

調達関連の契約を学びたい方、内部統制のご担当者、購買・調達部門の方