「なぜなぜ分析」実践

本プログラムのねらい

職場の問題解決に適用して、効率の良い、働きやすい職場をつくる!

「なぜなぜ分析」をうまく進めることができない、そもそも「なぜ」を考えることが難しいという相談が増えています。
そこで、本プログラムでは、長年「なぜなぜ分析」で現場や業務改善の指導をしてきた講師が、原因追究において論理的に考える際のポイントをわかりやすく解説します。
今、業種を問わずビジネスパーソンに求められる必須能力です。数人でのご参加も歓迎します。また、過去に類似プログラムを受講された方も、ぜひご参加ください。
さらに良い「進め方のコツ」がつかめます。

■こんな状態になっていませんか?

  • 問題→対策の「もぐら叩き」になっている
  • 忙しくて要因がしっかりとらえていないので再発する
  • みんなの考えていることが「バラバラ」で「見えない」
  • どのように進めるのか優先順位が不明確

■みなさんの職場では、こんなことが多くありませんか?

  • 残業が減らない
  • 忙しくて改善がすすまない
  • パート社員がすぐにやめてしまう
  • パソコンのデータの整理整頓ができていない
  • 「5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)」ができていない
  • 時間管理がうまくできていない
  • 会議が多くて仕事がはかどらない
  • 技術技能伝承がうまく進まない
  • 不良や故障のトラブルが減らない

プログラム例 ※ご要望に応じてカスタマイズ可能です

1日 10:00~17:00
【1】今、求められる「ものごとをうまく整理する力」
 (1)ものごとを段階的に整理して考える必要性
 (2)「なぜ、そうなるのか」「どんな影響があるか」をフローチャートで説明する
 (3)「三現主義」現場、現物、現実で確認
 (4)優先順位をつけて、計画をつくり、実行する

【2】「なぜなぜ5回」の取組み方と演習
 (1)改善テーマの選定(困っていること、うまくいかないこと) 
 (2)主要因は何か
 (3)【演習】主要因にわける
 (4)要因別の掘り下げ方(良い例/良くない例)
 (5)【演習】なぜなぜ5回で掘り下げる
 (6)「なぜなぜ分析」の応用(ベテランのノウハウの見える化)
 (7)行動計画書の書き方(良い例/良くない例)

【3】【グループ実習】事例研究~実際のケースで行う~
 (1)問題整理
 (2)テーマ設定
 (3)なぜなぜ5回/原因分析
 (4)対策づくりと優先順位
 (5)行動計画書づくり
 (6)発表と講師コメント
※午前は講義と演習、午後はグループ実習中心の進め方をします。
午後からのグループ研究では、参加者が抱えている問題/課題の「見える化」をして、そのひとつを「改善テーマ」に設定します。そして、「なぜなぜ分析」を行い、「行動計画書」を作成します。
実践を通した進め方を体得することができ、実習結果は自社に持ち帰ってすぐに実践することができます。

対象

  • 中堅社員、リーダー、管理者、スタッフの方々
  • なぜなぜ分析を問題解決にうまく活用したい方、「なぜ」が出せなくて困っている方