本プログラムのねらい
- 心理学やカウンセリングの理論・手法を応用することで、表層的にならない「消費者インサイト」の発掘と具現化を図ります。
- 参加者も「一人の消費者である」という視点から、参加者が心の奥に抱えている生の心理を題材とし「インサイトの発掘と活用」をリアルに学んでいただきます。
- セミナー後も、自主トレーニングを続けることで、マーケティングや企画の継続的な強化が図れます。
プログラム例 ※ご要望に応じてカスタマイズ可能です
1日目(10:00~17:00)
・顕在ニーズ、潜在ニーズ探索から、消費者の心の奥に隠れている本音を探る時代へ
・消費者インサイトとは
・求められるのは、企画者・マーケター個人個人の感性とヒューマンスキルの高さ
・研修は体験学習。実習に挑戦・気づき・試行から学ぶ
2.消費者インサイト発掘・活用のスキル
【1】 消費者インサイトを引き出す「傾聴力」
・消費者の心の奥を理解するために不可欠な相手の気持ちに寄り添う姿勢
・相手の思考のフレームで聴く
■WS1 共感して聴く
・傾聴のトレーニング
■WS2 ホンネを引き出す
・真意をききとるトレーニング
・開いた質問で掘り下げ、引き出す
【2】 消費者インサイトを読み解く「洞察する力」
・ちょっとした事柄、サインから、消費者が本当に求めているものを読みとるためには
・感性や直感の役割とは
■WS3 イメージを言葉にする
・ビジュアル・イメージを言葉にするトレーニング
・隠れた意味や解釈を見い出し言葉にする
■WS4 行動を観察する(宿題)
・現象・事実から気づきを得るトレーニング
・見慣れた風景を新鮮な目で見直す
2日目(10:00〜17:00)
【3】 消費者インサイトを変換する「発想する力」
・誰もが思考の枠に囚われている
・自分の発想の偏りや枠組みを自覚する
・凝り固まった発想をもみほぐす
■WS5 発想の柔軟性を高める
・ネガからポジへの発想の変換トレーニング
・発想する量・スピードのアップ
・他人の発想から自らの枠に気づく
【4】 消費者インサイトに響く「表現する力」
・消費者の求める価値は、機能から感性や経験の価値へ
・感性を磨き、心にうったえかける表現を育む
■WS6 思いや感情を表現する
・感情や情緒を表現するトレーニング
・自分の気持ちや感情に敏感になる
・魅力や感謝を表現する習慣をつける
まとめ演習
3.消費者インサイトからの「新価値企画」実習
【1】 聴く
↓
【2】 洞察する
↓
【3】 発想する
↓
【4】 表現する
2日間で学んだ知識と体験により磨きをかけたスキルを総動員して、消費者のインサイトを探索し、新価値の提案につなげる企画方法を実習します。
<研修全体の振り返り>
対象
- メーカー、サービス業の商品企画部門、マーケティング部門、開発部門、研究部門、営業企画部門などのスタッフの方々
- ブランドマネジャー、プロダクトマネジャーの方々
- 消費者をもっと深く理解したいとお考えの方々
- Web調査、インタビュー調査で行き詰まっている方々
費用について
実施にかかる費用については、「よくあるご質問」をご覧ください。