プログラミング的思考実践セミナー

状況把握力と逆算力の基本を習得し、生産性を向上させる

本プログラムのねらい

 自分の思ったことを実現するには何をすべきか、どのような方法が必要か、手順はどうすればよいか、などを論理的に考えていく「プログラミング的思考」が注目されています。
 2020年から小学校でプログラミング教育が必修化されました。プログラミングは技術そのものも重要ですが、プログラミングを学ぶことで論理的思考を育む目的があるのです。プログラミング的思考を身につけると、煩雑なビジネスのタスクを整理し、簡略化し、効率化し、分かりやすく周囲に説明することが可能となります。
 本セミナーでは、ビジネスにプログラミング的思考を活用すると考え方がどう変わるのかを、体験しつつ理解していただくことを目的にしています。ゲームを含むワークを通して状況把握力と逆算力の基本を習得することで、個人・チームの生産性を向上させるノウハウを学びます。

対象

  • 煩雑なタスクを整理、簡潔化したい方
  • 業務改善を行い、生産性を向上させたい方
  • DX時代の思考法を学びたい方

参加者の声

  • プログラミング的思考の8ステップやスケジュール組み立て演習がとてもよく、日々の業務の仕方を見直すいい機会となりました。
  • 自分の日々の業務を俯瞰する良いきっかけとなった。また今後自分がやるべきことが明確になり大変役立った。
  • 日々の意識改善の内容や、取り組み方の例等、業務改善に訳立ちそうな内容ばかりでとても有意義だった
  • 個人・グループのワークを通して、自分がプログラミング的な思考が苦手だと確信できた。また、どうすれば改善できるのかを教えてもらえたことで今後前向きに取り組むことができると感じた。
  • タスクのボリュームや期限を明確にし、計画に落とし込む手順を学ぶことができた。また、計画への落とし込み手順を学ぶ上でパズルを用いた演習がイメージをつかむのに非常に良かったと感じた。
  • 実業務からタスク化を意識している人でも、その過程でおろそかになっている部分がないか再確認できるよいセミナーだと思います、
1日目
時間 プログラム
9:45

16:45
    1. 仕事をコントロールできる人・できない人
      • (1)目についた仕事からやっていませんか?
      • (2)一生懸命仕事をしているのに、帰れない訳
      • (3)プログラミング的思考とは?
      • (4)プログラミング的思考のキモは「状況把握力」と「逆算力」
    2. 「状況把握力」を鍛える
      • (1)状況を把握している人・していない人
      • (2)状況の関連性を考える
        【ワーク】ロジックパズルで状況把握力を鍛えよう!
    3. 「逆算力」を鍛える
      • (1)逆算力が仕事を円滑に進める
      • (2)仕事の中で使う逆算力とは?
        【ワーク】アインシュタインパズルで逆算力を鍛えよう!
    4. 実業務に活かしてみよう!
      • (1)まずは日常の行動を振り返る
      • (2)仕事をタスクという単位にする
      • (3)タスクの関連性・影響度を考える
      • (4)タスクの優先順位付けをする
      • (5) タスクを可視化するためのアルゴリズム思考
      • (6)クリティカルパスを意識する
    5. 実践!業務改善
      • (1)今の業務が正解ではない!業務改善をする余地はいくらでもある
      • (2)AI/RPA時代は人しかできないことを行う時間を作れる人が重要
      • (3)業務改善の4原則(ECRS)
        【ワーク】ケーススタディ
      • (4)業務見える化のポイント
        【ワーク】自分の業務に対して改善可否を検討する