DX時代のデザイン思考セミナー(実践編)

革新的サービスを創出し、ビジネスモデルを構築するために

本プログラムのねらい

 お客様にどうしたら感動するサービスを提供できるか? 事前期待以上のサービスを提供するために何ができるのか? この問い応えるには、CX(カスタマーエクスペリエンス)デザインやデザイン思考といった考え方をビジネスに応用するアプローチである「サービスデザイン」の手法を理解する必要があります。

 本セミナーでは、デザイン思考のフレームワークを活用して、サービスデザインの手法を用いることによって、いかに顧客に沿ったサービスを生み出していくか、顧客が望むブランドを形成する論点、感動するサービスを提供するための論点を学び、更に、ビジネスモデルの構築・プラットフォーム構築の重要性を理解し、それぞれについて革新的サービス創出のケーススタディを通じて体得します。

 また日本企業の間では今、デザイン思考等を活用してアイデアを創出し、POCの一大ブームといった状況になりつつあります。POCはその名の通り、新しいコンセプト(概念)やアイデアが実現可能かどうかを実証する取り組みです。「AI、IOT、あるいはブロックチェーン技術を活用すれば、こんなサービスを実現できるのではないか」。そんなアイデアを必要最小限のシステムを試してみる。これがPOCであり、実験的な意味合いが強いため「実証実験」とも訳されます。デザイン思考のフレームワークを活かし、革新的な商品・サービスについて、実現可能性(ビジネスモデル)検討、マーケティング手法、およびイノベーション組織への変革シナリオ策定と、革新的アイデアをPoCで終わらせないための応用力を習得します。

対象

  • デザイン思考の基礎的な内容について、知識を有する方

プログラムの特長

  • ①ブランドロイヤリティのレベル向上の理論を理解する。
  • ②顧客を感動させるには、具体的にどうすれば良いのかを理解する。
  • ③革新的なサービスを創出する上で、デジタル要素(AI等)の投入方法を理解する。
  • ④ビジネスモデル構築、(デジタル)プラットフォーム構築の重要性を理解する。
  • ⑤プロトタイプの重要性、プロトタイプの種類を理解する。
  • ⑥上記①~⑤について、革新的サービスを提供するケーススタディを通して体得する。
  • ⑦アイデアがPOCで終わらないために必要となる理論、ビジネスモデルの活用方法、戦略の見直し方法、ステークホルダーの巻き込み方を理解する。
  • ⑧⑦について、社会課題を解決するケーススタディを通して、実現可能性(ビジネスモデル)を、どこから検討し、採算が取れるまで、どう行きつ戻りつの試行錯誤を繰り返すか、体得する(0⇒1⇒10⇒100の成功体験を体得する)。

セミナーによる効果

本セミナー受講、演習課題に取り組む事により、以下の目的を達成していただきます。

  • ①顧客ブランドの形成方法、感動の提供方法が説明できる。
  • ②市場に対して、デジタル技術を利活用してインパクトのあるサービス・ソリューションの提示方法が説明できる。
  • ③本当に売れるのか?という不確実性の壁を乗り越えるため、プロトタイプの有効性が説明できる。
  • ④革新的サービス提供のケーススタディを通して、お客様にどうしたら感動するサービスを提供できるかが説明できる。
  • ⑤社会課題のケーススタディを通して、ビジネスモデルの作成、行きつ戻りつの試行錯誤を得て、採算の取れるビジネスモデルの構築方法を体得する。
  • ⑥2つのビジネスモデル手法を理解して、ビジネスモデルを俯瞰的な視点で見れるようなになる。
  • ⑦他社事例の研究を通して、成功するための新事業創出組織の仕組みを理解する。
1日目
時間 プログラム
9:45

16:45
  1. ブランドロイヤリティのレベル

    なぜ、ブランドロイヤリティを向上させる必要があるのか、その本質が理解できる。

  2. 予想を超える顧客経験の属性

    顧客を感動させるには、具体的にどうすれば良いのか、その属性と活用方法が説明できる。

  3. イノベーションタイプの使い方

    イノベーションを起こす領域の広さを理解し、製品性能や技術だけに焦点を当てず、複数のイノベーションの組み合わせ方法が説明できる。

  4. プラットフォームとは何か

    (デジタル)プラットフォームの重要性を理解し、プラットフォームプレイリストの活用方法が説明できる。

  5. 【ケーススタディ】市場課題を解決し、革新的なサービスを提供する

    ペルソナを基に、カスタマー・ジャーニーマップ(AS-IS)を作成し、インサイトの合意を得て、デジタル技術要素を活用して、市場にインパクトのあるアイデアを創出する方法を体得できる。

  6. 不確実性を段階的にクリアしながら意思決定を迫る

    各自が提示した革新的なサービスを、社内経営会議、顧客プレゼンテーションを前にして、不確実性を段階的にクリアしながら意思決定の迫る方法が説明できる。

2日目
時間 プログラム
9:45

16:45
    1. 新事業創出の仕組み事例研究

      日本を代表する企業(リクルート、コマツ、ソニー等)の事例研究を通して、成功するための新事業創出組織の仕組みが理解できる。

    2. ビジネスモデルデザイン

      ビジネスモデル構築の戦略パターンを理解し、ビジネスモデルのデザインやイノベーションへと役立てる方法が理解できる。また、ビジネルモデルの2つの作成手順、ビジネルモデルチャンパス、Ten types of innovationの活用方法が理解できる

    3. 【ケーススタディ】社会課題を解決し、事業で成功を収める

      社会課題のケーススタディを通じて、ビジネスモデルの作成、行きつ戻りつの試行錯誤を得て、採算の取れるビジネスモデルの構築方法を体得する。

    4. 【個人発表】社会課題解決で事業が成功する条件を振り返る

      ビジネスモデルは生き物であり、個別一回性の実現のただ中でのリーダーおよび各現場での判断の積み重ねであることが理解できる。また、成功を収めるためには、ビジネスモデルを起点にして、新しい価値を創造していく必要があることが理解できる。

講師プロフィール

中谷 英雄 
株式会社ピーエム・アラインメント 取締役 ビジネスコンサルティング部 部長

日本ユニシスにて、JAL、ANAのエアライン担当エンジニアとして座席予約システムのアプリケーション、基盤システムの企画・開発・保守を担う。三井住友信託銀行にて、大規模プロジェクトのプロジェクトマネジャー、合併対応のPMO等の役割を担う。現在、(株)ピーエムアラインメントにて、イノベーションをテーマに、大企業のイノベーションマネジメント、デザイン経営への変革支援、教育サービス支援を行う。