リモート環境において「なんとなく」で放ったそのひと言、実はハラスメントに該当する可能性があります。
普段ハラスメント予防意識を持つ管理職が、
リモート環境でハラスメントを発生させてしまうケースがあるようですが、それはなぜでしょうか?
原因のひとつとして、リモート環境では職場とプライベートの境界認識が曖昧となり、感情や言動の正しい抑制や判断ができなくなることが挙げられます。
情報拡散の早い昨今において、このリモートハラスメントの発生は、企業のブランドを大きく傷つけることに繋がってしまいます。
そしてリモートハラスメントは、訴訟対策として大手保険会社より続々と保険商品が販売されているほど、企業ではリスク意識が高まっております。
そのため、リモートワークの定着化が進行していく中で、リモートワークを導入している、もしくは今後導入をしていく企業は、
早急にリモートハラスメント予防を徹底して推進していく必要があると考えられます。
本研修では、何がリモートハラスメントなのか?判断軸は?なぜ発生するのか?
を理解した上で、発生予防のためのマネジメントのあり方を学びます。
本プログラムのねらい
- リモートワーク環境下において発生しやすいハラスメントを理解する
- ハラスメント発生のリスクを認識する
- ハラスメントの判断基準と考え方を身に付ける
- 発生させないためのマネジメントのあり方を理解する
研修プログラム
1.オリエンテーション
2.今、リモート環境でなにが起きているのか
-仕事ぶりが見えないことによるリモート環境の3密
-私生活が見えすぎていることによる公私混同
-指示・命令が正しく伝わらない
3.リモート環境の3密でのハラスメント
-マネジメントのしづらくなる環境変化とマイクロマネジメント
-モニタリングはどこまで許されるのか
4.リモート環境下での言葉のハラスメント
-言葉のハラスメントとは
-こんな言葉はハラスメントか?
軽い冗談/私生活に触れる言葉/個人的な関心
-言葉のハラスメントの判断基準
5.今後管理職に求められるマネジメント
-効果的なホウレンソウ
-こんな時どうする?
-メンタルケアを通じたハラスメント予防
開催概要
●研修の仕様
- 使用システム:Zoom(その他ご指定のWEBシステムの場合は応相談)
- 最大受講者数:30名(応相談)
- 研修時間 :90分~(応相談)
●受講対象
- リモート環境下のメンバーを持つ管理職・リーダーの方
- 職場のハラスメント予防意識を向上させたい管理職・リーダーの方