VUCAの時代を生き抜く力を非日常環境で醸成する
体験型経営リーダー養成プログラム
in Mongolia
2020年6月14日(日)~6月20日(土)
環境変化に対応する生き抜くリーダーの在り方、
組織の在り方について考察し、
自身のリーダーシップのスタイルを見つめ直すことで
自分の軸を醸成する
- 日 程:
- 【事前研修】2020年5月22日(木)※
【現地研修】2020年6月14日(日)~6月20日(土)(7日)
【事後研修】2020年7月13日(月)
※現地事情等により日程は変更になる場合があります。 - 訪問地:
- モンゴル国 ウランバートル 他
Purpose – 開催趣旨
これからの時代はVUCA(Volatility,Uncertaity,Complexity,Ambiguity)の時代だと言われています。
激動の時代に環境変化の濁流に巻き込まれない適切な舵取りを求められるリーダーには、
①環境が変わろうとも自身の中心軸をぶらさず、克つ、しなやかに環境対応ができること
②様々な不確実な事象、未来を受け入れることができるように自身の視座を広げ続けること
が必須の要件となります。
この「体験型次世代経営リーダー養成プログラム」では、業務を超えた様々な体験を通して、
環境変化に対応する生き抜くリーダーの在り方、組織の在り方について
①理論 ②体験 ③内省 をもとに考察し、
自身のリーダーシップのスタイルを見つめ直すことで今後の組織の舵取りに活かす 自分の軸の醸成 をしていただくことを目的として開催いたします。
VUCA:ひとことで言うと予測不能な状態
- V olatility(変動性)
- U ncertainty(不確実性)
- C omplexity(複雑性)
- A mbiguity(曖昧性)
自身の行動、考え方のよりどころとなるもの = ❝観❞
日本能率協会の考える経営リーダーとしての ❝大局観❞・❝軸❞
Point – プログラムの3つの構成要素
Ⅰ.理論 歴史観世界観
強大な帝国を築いたモンゴル帝国の興亡、現代モンゴルの立ち位置からの学び
- 強力なリーダーシップ
- 遊牧民の伝統と生活習慣に根付く組織運営と人の成長について
- 事業承継、リーダーの選出における欠陥から滅亡を考える
- 地政学から見た北東アジアでのモンゴルの役割と存在感
書籍による事前学習と専門家からの学び、対話。
●外からの視点:日本人研究者による講義(歴史・政治・文化)
●当事者としての視点:現地専門家の講義(歴史・文化、現代モンゴル)
Ⅱ.体験 人間観世界観
現代の遊牧民と家畜からの学び、近代国家モンゴル視察と対比
~自然との共生の中、現代遊牧民とのふれあいから学ぶ~
- 家畜のコントロール、人と動物とのコミュニケーション
- 移動可能なゲルでの生活からの工夫
~人口の半数が集まる首都ウランバートルでの国家としてのモンゴルの在り方の片鱗に触れる~
草原見学、遊牧民ゲル型ツーリストキャンプ滞在、遊牧民宅訪問・生活視察、乗馬体験
都市部見学、大使館・経済団体等訪問との交流、文化施設訪問、流通施設視察
Ⅲ.内省 人間観
乗馬やゲルでの活動体験を通し自らの内面を見つめ対話する≒アクティブ禅
- 繊細な動物である馬と自分の意識との対話
- 常に変化する集団でのリーダーシップ
体験の共有と言語化、相互フィードバックによるメタ認知と自分事化
事後の振り返りと共有
Schedule – スケジュール
渡航前 [事前研修] 5月22日(木) |
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[現地研修] 6月14日(日)~ 6月20日(土) 7日間 |
6/14(日) | 6/15(月) | 6/16(火) | 6/17(水) | 6/18(木) | 6/19(金) | 6/20(土) |
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往路推奨便 MIATモンゴル航空 OM502 成田14:40 ウランバートル 19:15 (所要時間5:35) |
ウランバートル 現地専門学習 ・歴史、文化、 経済 等 国づくり(現代) ・政府・経済団体 訪問と交流 |
ウランバートル近郊 体験学習 ・ゲル組み立て体験 ・乗馬体験 ディスカッション |
ウランバートル近郊 体験学習 ・遊牧民ゲル訪問 ・乗馬体験 生活実態を見学 自給自足の知恵、 ソーラーによる現代生活 等 ディスカッション |
ウランバートル近郊 体験施設見学 ・乗馬体験 (中距離移動) 元の宿泊施設へ移動 |
ウランバートル近郊 リフレクション ミーティング 全体を通しての 振り返り |
解散 ウランバートル 7:40発 |
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推奨便 成田14:40 集合 ウランバートル 19:15 |
ランチョンセッション 現地専門学習 ・国立民族歴史博物館見学 ―ツーリストキャンプへ移動(車)― |
・自然環境見学 | ・乗馬体験 (中距離移動) 近隣の別の宿泊施設へ移動 伝統文化学習 |
ディスカッション 群れのマネジメント、リーダーシップ 乗馬体験 続き |
―ウランバートルへの移動(車)― ウランバートル 自由時間 |
成田 13:50着 復路推奨便 MIATモンゴル航空 OM501便 ウランバートル 7:40 成田13:50 (所要時間4:55) |
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リフレクション ミーティング |
リフレクション ミーティング |
リフレクション ミーティング |
リフレクション ミーティング |
リフレクション ミーティング 市内レストランにて |
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ウランバートル 市内泊 |
ウランバートル 近郊泊 |
ウランバートル 近郊泊 |
ウランバートル 近郊泊 |
ウランバートル 近郊泊 |
ウランバートル 市内泊 |
[事後研修] 7月13日(月) |
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費用(税抜き)
原則として、1社3名のチームでご参加頂きます。
法人会員:2,400,000円/3人(1人当たり80万円)
会員外 :2,880,000円/3人(1人当たり96万円)
◆ 参加費に含まれるもの
- テキスト
- 現地宿泊費、交通費、食費
(ウランバートル空港現地集合のため、日本~モンゴル(ウランバートル空港)までの交通費は含みません)
Lecturer – 講師紹介
ファシリテータ―
■茂木 崇史(もてぎ たかひと)
株式会社BOLBOP 代表取締役
経営/組織コンサルタント エグゼクティブ・コーチ
【経歴】
2002年東京大学経済学部卒業後、マッキンゼーアンドカンパニーにて主に大企業向けの戦略立案ならびに組織変革業務を経て、株式会社リンクアンドモチベーションに転職。中小ベンチャー企業向けの経営〜組織人事コンサルティングから大企業向けにビジョンやブランドコンセプトを社内外に浸透させるインナーブランディングコンサルティング事業の立ち上げに携わり、最終的に事業部長を務める。
東日本大震災をきっかけに2012年に独立、2013年に株式会社BOLBOPを設立し、リーダーシップ開発やホラクラシーなどの次世代型組織開発業務を多数経験する。これからの時代に求められるリーダーシップのあり方を探求する体験型プログラムを探す中で、モンゴルでの乗馬を通じたリーダーシッププログラムに出会い、実践する。
渡航前事前学習セッション 講師(予定)
■金 美徳(きむ みとく)
多摩大学 経営情報学部及び大学院経営情報学研究科 教授
【経歴】
1962年兵庫県生まれ。早稲田大学大学院国際経営学修士・国際関係学博士課程修了。
(株)三井物産戦略研究所を経て現職。
文科省大学の世界展開力強化事業委員会・岡山大学キャンパスアジア事業推進メンバー歴任。
専門は国際経営学・国際関係学、研究領域は企業戦略・グローバル人材組織・朝鮮半島・北東アジア。
30年間の学会活動実績と国際情報ネットワークを駆使して研究・教育活動に取り組んでいる。
業績は『キャンパスアジア共通教科書 これからの日中韓経済学』など著書18冊(共著含)、論文・論考約200本、講演約100件、メディア出演多数など。
■小長谷 有紀(こながや ゆき)
独立行政法人日本学術振興会 監事
国立民族学博物館・人類文明誌研究部・客員教授
【経歴】
専攻は文化地理学・モンゴル・中央アジアの遊牧文化。
1981年に京都大学文学部史学科卒業。同大学院博士課程に進んだ後、満期退学。1993年に国立民族学博物館助教授、2003年に同民族社会学部教授、2004年に研究戦略センター教授、2009年に民族研究社会学部教授・部長、2017年より国立民族学博物館超域フィールド科学研究部教授、総合研究大学院大学地域文化学専攻長併任を経て、2019年より現職。
2011年3月から6月まで国立民族学博物館で特別展「ウメサオタダオ展」の実行委員長を務め、2011年12月から2012年2月まで日本科学未来館にて企画展「ウメサオタダオ展-未来を探検する知の道具-」実行委員長を務める。2013年春、紫綬褒章叙勲。
References – 参考文献・資料
モンゴル帝国の興隆と衰退 – 多摩大学
https://www.tama.ac.jp/guide/inter_seminar/2018/asia.pdf
モンゴル帝国の興隆と衰退 ~大英帝国との比較を通して~
https://www.tama.ac.jp/guide/inter_seminar/2018/2018_asia_cyukan.pdf
滅亡から読み解く世界史
http://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-11169-8
現代モンゴルを知るための50章 (エリア・スタディーズ133)
https://www.akashi.co.jp/book/b183549.html