グローバル人材育成に特化したワークショップ「グローバルビジネスワークショップ」

2016年10月~12月 にASEAN諸国への訪問も含めて開催いたします、グローバルコミュニケーションを理解し、グローバルジョイントビジネスを推進できるグローバル人材を育成するワークショップです。
貴社が、以下のような点でグローバル人材の育成にお困りであれば本ワークショップがお役に立てます。
- 幹部社員にグローバルコミュニケーションを身につけさせたい
- グローバルマインドセットを教育したい
- 日本と海外のマネジメント・コミュニケーションが全く異なることを教育したい
- 海外拠点の現地スタッフをマネジメントできる人材を育てたい
- 海外企業とのジョイントベンチャープロジェクトをリードできる人材を育成したい
- 海外における人の使い方、業務管理、リスク管理の手法を学ばせ、海外業務に適応できる人材を育成したい
- 自社のグローバル化の課題を自分のこととして認識し、グローバル感覚をもたせたい
- 文化の違いを知り、異文化とのコミュニケーションを理解した働き方を身につけさせたい
- グローバルビジネス経験を積ませたい
- グローバル教育を受講させたい
- グローバル人材育成のノウハウを内部化し、教育を行う体制をつくりたい
- グローバルに通用する選抜リーダーを幅広く育成したい
- 海外事業の立ち上げを担う人材に対する教育が確立されていない
このワークショップががおすすめできる理由
・グローバルマインドセット(異文化の理解と尊重)を獲得できる
・論理的思考力・説明力(多様性の中で通用する、論理性の構築)を獲得できる
・戦略構想力(経営者目線での課題解決・新事業提案)を獲得できる
プログラム
*プログラム内では3~5名/チームの構成で、チーム活動を実施いただきます。
【プログラムの主活動】
不確実性と多様性が高いASEANに実在するケース企業の経営課題を取り上げます。
ケース企業の新規ビジネスモデルやその具体的実行へのプロセスを、ケース企業の現地メンバーと協働研究で、策定・提案します。
【第1モジュール】10月(3日間@東京)
- ケース企業経営陣による事業戦略紹介
- 参加者自社・自己紹介
- 研究テーマ設定
- 英語によるビジネスコミュニケーショントレーニング
【第2モジュール】11月(4日間/渡航日含まず@シンガポール)
- ケース企業訪問
- ケース企業投資家・顧客企業訪問
- ケース企業メンバーとのミーティング
- 中間報告
【第3モジュール】11月(2日間@シンガポール)
- 第2モジュールの振り返り
- 第4モジュールに向けた準備
第4モジュール】12月(2日間/渡航日含まず@シンガポール)
- 最終報告
今回のケース企業

KAI Square (Singapore)
http://www.kaisquare.com/
■沿革■
2006年 | シンガポール国立大学内でビデオ分析のコンサルティング事業を開始 |
2009年 | 設立者がフルタイムで事業にかかわるようになり、ビデオ機材(ハードウェア)販売と ビデオ分析(ソフトウェア)の組み合わせ事業へ移行 |
2011年 | ソフトウェア事業に特化し、自社ソフトウェア開発に着手。現在に至る |
■事業概要■
小売店に対する消費者行動分析サービス
公共交通機関に対する監視サービス・交通需要予測サービス
■事業所 ■
シンガポール:本社/研究開発
中国:中国本土および台湾向け販売拠点
■従業員数■
計50名
■売上規模■
2014 S$ 0.7million
本ワークショップの特徴
【本ワークショップで取り上げるテーマ案】
- 国内既存チャネルとKAI Squareの技術力を活かした用途の拡大
- 国内既存チャネル以外で、KAI Squareの技術力を活用した事業開拓
- 日本でのビジネスの可能性を探る
KAI Squareのサービスの流通チャネルを提供できるビジネスパートナーとは?
そのパートナーシップのもと、どんなビジネスモデルが描けるか?
本ケース企業とのワークの特徴
ケース企業メンバーとの協働ワークからビジネスモデルの考え方を実践的に学ぶだけでなく、スタートアップ企業を支える投資・支援機関や顧客との対話機会も通して、ビジネスモデルを評価する客観的な視点も同時に獲得できます。
開催概要
【日時】2017年10月~12月
全4単位 国内5日間、ASEAN6日間(移動日除く)
【対象】
■グローバル事業を展開する日本企業の、中堅および若手社員
■これからの事業・市場開拓を担う期待のかかる方々
■英語力は問わず、新しい経験に対して前向きに取り組める方
【参加料(税別)】92万円/人
(上記費用に含まれないもの)
第2、4モジュール実施に係る現地宿泊費用・渡航費用・国内移動交通費、
および第1、3モジュールにおける、研修会場までの交通費・宿泊費
【定員】定員:15名
(先着順です。定員に達し次第受付終了いたします)
お客様の声
すでにご受講されていらっしゃる受講生の方の声です。お聞きください。
どなたもグローバル人材育成にお取り組みの会社様の声になります。
- 新規事業戦略立案、問題解決手法、アジアの人々との協働の仕方等、海外事業を推進するにあたって求められる様々な要素を一度に学べる点が素晴らしい。
- 英語を使うこと、海外の方と仕事をすることの疑似体験ができ、今後、グローバルな仕事をする際のハードルがかなり低くなった。
- 実際に現地の企業と議論をやりとりする時間が多く、通常得られる情報では分からない知見や感覚を養うのに有効であった。
- 参加者の自主性を重んじ、各人の努力を要する内容であった。
- 机上教育でなく、実企業の経営課題をテーマに解決策を提案するというコンセプトが非常に良い。
- 異なる環境下での経営課題解決の経験は、なかなか得難く、良い経験ができた。
FUJITSUユニバーシティ・インタビュー1「グローバルビジネスを支える人材の育成」
グローバルビジネスワークショップをご活用いただいている、富士通株式会社様にお話をお聞きしました。
株式会社FUJITSUユニバーシティ(FJU)
ビジネス研修グループ
グローバルタレント育成
マネージングプランナー
武田 学 氏
株式会社FUJITSUユニバーシティ(FJU)
ビジネス研修グループ
ビジネス人材開発
横川 英之 氏
グローバルビジネスを支える人材の育成
まず、富士通株式会社での武田さん、横川さんの役割について教えてください。
武田氏:
私たちのグループは、富士通全体の人材育成を担う教育機関FUJITSUユニバーシティにおいて、特に若手グローバル人材の育成を担っています。
社内でプログラムを開発・実施することもあれば、社外のプログラムを活用することもあります。
グループには海外出身の社員もおり、多様なメンバーだからこそ生まれる知恵があって、そこから様々な研修を企画しています。
社員全体の育成を支援しているのと同じくらい、グループメンバーが成長実感を得られる場の創出も大切にしています。
—育成対象としている”若手”とはどれくらの層のことを指していますか?
横川氏:
主に幹部社員になる前の30代半ばくらいまでです。
—貴社の人材育成における課題にはどんなことがあります?
武田氏:
一番大きいのはビジネスニーズとのギャップです。特に事業のグローバル化に対して、人材の質と量が追いついていないことです。一方で、ビジネス自体も本当にグローバル化しているかというと、まだこれからな部分もあります。
各事業領域の国内外市場において、新しいビジネスを創っていける人材がもっともっと必要です。
若手人材については、なるべく多くの人に、タイムリーに成長の場や仕事をアサインできることを目指しています。
例えば社内で実施しているプログラムには、年間約100名の若手人材が、各部門から推薦されて参加しています。
若手の母集団は大きく、その中で与えられた場をしっかりと自分の経験や知恵にしてきた人々から、将来のリーダーが生まれてくるものだと考えています。
~つづく1/3~
過去参加企業(会社名五十音順・敬称略)
株式会社アーレスティ | 新日鉄住金ソリューションズ株式会社 |
ダイキン工業株式会社 | 日本電気株式会社 |
日本電信電話株式会社 | 株式会社日立システムズ |
富士通株式会社 | マルハニチロ株式会社 |
株式会社三菱東京UFJ銀行 | 楽天株式会社 |
過去のケース企業(実績)
2013年 ジャカルタ
PT. MITRA INTEGRASI INFORMATIKA (MII)
http://www.mii.co.id/
■事業内容
ITインフラ構築・運用サービス/統合型ソフトウェアパッケージの導入サービス/ICTのマネジメントサービス(アウトソーシングの受託)/ICTに関するコンサルティング全般
■ワークショップ内での取り扱いテーマ
新技術・事業の導入、サービス品質・プロジェクトマネジメントの向上
2014年 シンガポール
The Soup Spoon
http://www.thesoupspoon.com/
■事業内容
スープ、ハンバーガー、麺類等を扱うファストフードチェーンの運営 特に若者層に支持を得ている成長企業 シンガポール国内店舗数 18店舗 国外(インドネシアのみ) 1店舗
■ワークショップ内での取り扱いテーマ
海外フランチャイズビジネスの建て直し・国内新規事業開発