JMAを選び続ける理由 日本ハムキャリアコンサルティングインタビューVol.3

経営幹部育成を目的に、様々な施策を実施されているニッポンハムグループ。日本能率協会(JMA)はその一つである部長層向けの「経営セミナー」をご支援させていただいています。経営幹部育成をスタートさせた経緯や、経営者に必要な力、今後の展望について、ニッポンハムグループの教育研修をとりまとめている日本ハムキャリアコンサルティングの代表取締役 今村圭史様にお話を伺いました。聞き手はJMAの水沼勉です。(本文中敬称略)

JMAを選び続ける理由

(水沼)
事業部で営業をやられていたときと現在の社長という立場で、見える景色やご自身の覚悟などは、変わるのでしょうか。

(今村)
見え方は全然違います。事業部では予算があって、収支利益を出して、自分の部下を育成するという明確な責任の範囲があります。つまり、その事業の成長だけ考えておけば良いですが、本来はその周りに色々な仕事があります。例えば経理や人事の仕事などですが、それは専門のセクションに任せています。

ですが小さいながら経営者となると、全て自分でしなければならない。税金を納めに行ったり、人事制度を整えたり、給料を決めたり。
今はいろいろな仕事を全て自分でせざるを得ない。それが新鮮でもあります。

(水沼)
意思決定をする事象の質が違いますよね。

(今村)
そうです。大変さはどちらも同じです。ただ、全てを考えるのが楽しいことでもあるし、責任も感じますね。

(水沼)
少し話が変わりますが、経営者セミナーの支援パートナーとして、永らくJMAを選んでいただいている理由はどのあたりにありますか?

(今村)
本音をいうと、もう長年支援していただいている実績があるので、安心・安全というのはありました。それと、私と日本ハムの人事部長が決めた一つの大きな要因はプログラムの中身です。50歳前後の方々に詰め込み型の勉強を押し付けても無理でしょうと。

地位もあるし、忙しさもあるでしょうし、柔らかい頭ではなくなっているのもあるでしょうし。ですから、そこをあまりにも詰め込んだりするような中身だと厳しいかとは思いました。もちろん、経営者としてはある程度の知識は必要です。ですが、先ほどお話ししたように、そこは長けている人に任せたら良いと思うのです。どちらかというと経営者は人間力や決断力が大切だと考えます。意思決定するのは孤独です。判断ではなく、決断しなければいけない。

JMAさんに提供いただいているプログラムは、知識と人間力の両面があります。また、研修のスタイルも評価しています。コーディネートする講師を立てて、ずっと一緒にトレーニングするような感じですね。コーディネーターの影響は大きいと思います。

あとは、JMAの担当者の方との距離の近さといいますか。皆さんとフランクに話せる雰囲気は大きいですね。親身になって研修のことを考えてもらえていると感じますし、レスポンスも早いし、簡単なことはもちろん、難しいオーダーにも、なんとか答えようとしてくれます。

(水沼)
ありがとうございます。
では、研修の効果といいますか、研修実施後の会社・グループ内の変化について、今村さんが感じているところをお伺いしたいのですが。

(今村)
まず目に見えて分かるのは、受講者同士のネットワークが充実しました。1年間同じ釜の飯を食っているので、グループや部長級のクラスにとって非常に良いことだと思います。また、受講者の皆さんの考え方も変わっていることも実感しています。

それは事後レポートなどでわかります。例えば、「今までのアカウンティングは嫌だったけれど、研修を受けて数字の見方が変わり、経営にとって重要であることが認識できた」というような感想などがありました。

(水沼)
「あの人、こういうふうに変わりましたよね」のような話を、今村さんが耳にしたことはありますか?

(今村)
具体的にはありませんが、研修とはいえ、経営陣に対して提言をするわけですから、皆そういう覚悟や自負、思いなどは絶対に大きくなっていると思います。
以前ですが、受講生から「(自分たちが提言したことを)何でやらせてくれないのですか」と電話が来たこともありました。もともとこのセミナーは「学び」に軸を置いていますが、やはり忙しい中で仲間と真剣に取り組むわけですから。

(水沼)
今村さんが5年間経営セミナーを担当されて会社の雰囲気が変わったと感じるところはありますか?

(今村)
難しい質問ですね。経営セミナー以外の影響などもあるので、はっきりと経営セミナーがきっかけで、と言えるかわかりませんが、去年の経営セミナーの提言したテーマが、経営の中で話題にあがることは多くなってきていると感じます。その意味で経営にインパクトを与えるようなセミナーになってきているのではと思います。

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