これからの人材育成に向けた展望 NECフィールディングインタビューVol.4

部長層の研修を始めとして、数々の階層別の社内研修でJMAをご利用いただいているNECフィールディング様。人材育成の前提となる組織風土変革の取り組みや、階層別研修の体系と今後に向けた課題について同社訓練本部長の小林様、同部本部長代理の松岡様にお話を伺いました。聞き手は日本能率協会(JMA)早川和秀、副島一隆です。(本文中敬称略)

これからの人材育成に向けた展望

(早川)
私どもといろいろとご支援させていただいていますが、日本能率協会に対する忌憚のない意見をお聞かせください。

(小林)
私は4月から訓練本部に移ってきましたが、その前から日本能率協会様には多くのご支援いただいております。私たちが希望するテーマの研修内容をお伝えすると、それに見合う講師をアテンドした研修内容を企画して、期待に応えていただいています。
これは豊富な講師陣を揃えているからこそできることなのでしょう。
今回の講師も非常に有益な話をしてくれました。

(松岡)
ゲスト講演者は自分の体験談や考えを話されますが、それが聞いている私たちにどう刺さるかが重要になるのではないでしょうか。
また、研修全体のファシリテーターは、役割が難しいと思います。研修が成功するかどうかのカギを握っているといって良いでしょう。その場で受講生が心を開いたり、気持ちを入れ替えたりすることができたら、吸収できることが随分違ってくるはずです。
受講しているとその点がよく分かります。今後も、目的に応じた講師のご提案をお願いしたいです。又、最近のトレンドテーマや新しい教育方法、考え方などを発信していただければ、当社でもぜひ取り組んでみたいと思います。

(早川)
引き続き情報提供に努めさせていただきます。

最後に、御社における今後の人材育成の展望をお願いします。

(小林)
先ほどから申し上げている会社の変革を支える人材を育成することです。
それと、異業種交流の要素を取り込んで教育を展開したいと考えています。違う会社の組織の長(組織のトップ)と接点を持ち、交流したいのです。きっと新しい気づきや発展がたくさんあるのではないでしょうか。訓練本部としてはそういう機会を持てるよう努めていきたいと考えています。

(松岡)
これだけ技術が進歩する中、人間自体も変わってきています。マネジメント層もしかりなのですが、結局のところ時代の変化に合わせて自分たちが変わっていくしかないでしょう。
目先のことを考えた研修も重要かもしれませんが、1年後や3年先を見越した人材育成が必要になってくると考えています。

(副島)
共感します。事業の将来像に合わせて必要なスキルや能力も変わっていきます。今必要なものだけでなく、将来必要なものについて、今から教育していくことはとても重要だと思います。

(小林)
それともう1つは研修して職場へ戻ったあと、研修で感じたことや学んだことを実践してほしいと考えていますが、それができるようにフォローしていきたいと思っています。
本人だけでなく、周囲の上司や同僚に確認し、同時にできるだけ壁を取り除いて活動の後押しをしてあげたいのです。

(副島)
研修の前後にどのような仕掛けをつくっておくかは、研修を効果的にするためのポイントだと思います。他の企業も似たような悩みを抱えているでしょう。それを解決できるソリューションを提供できればと思っています。

(早川)
今回の一段部長代理研修では、研修の最後に、受講者の一人として参加された松岡さんが、小林本部長の代わりに、事務局代表として締めの挨拶をされました。本研修の目的を再度、確認した後、2週間前に開催した一段部長研修の状況とその位置づけを説明し、「みなさんも、職場に戻られたら、上司の方ときちんと話しあったうえで、この研修を活かしてください」と締めくくられたのは、本当に素晴らしかったです。

(松岡)
実は、ここが一番大事な部分だと思っています。職場に戻ってから、「こんな勉強をしてきた」と上司、メンバーにしっかりと話をして、皆で共有しお互いに高めあって欲しいのです。
社内で学ぶ風土(研修の風土)が自然とできれば最高ですよね。

(小林)
個人とチームが学ぶことを習慣化し、それを応援する風土の醸成と仕組みづくりが必要になります。

(早川)
引き続きいろいろとご支援させていただきます。
本日はありがとうございました。

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