講師インタビュー リーダーシップの学びに『感動』を vol.4

研修の最前線で活躍する講師のインタビューを交えながら、様々な人材育成テーマについて考えるシリーズ。「リーダーシップ」をテーマに中島克紀氏にお話を聞きます。

vol.4 世界水準のプログラム「リーダーシップ・チャレンジ」との出会い

全階層に、リーダーシップを!

―グローバル化が進む中で、企業の状況も急速に変わっていく状況だったと思うのですが、リーダーシップ開発のアプローチも変わってきたという感触はありますか?

(中島)
提供する側としては、日本人のための日本発のプログラムのままでいいのか、という問題意識がありました。世界水準の、グローバルで一番評価が高いといわれている最先端のプログラムを探そうということになったのです。
そこで日本能率協会が様々検討した結果、「リーダーシップ・チャレンジ・ワークショップ」に出会うのですよ。この世界水準のプログラムを、日本のグローバリゼーションの時代を繋ぐリーダーに一度は受けてもらいたい、そのために日本への導入を進め、実現することとなりました。

◆「リーダーシップ・チャレンジ・ワークショップ」プログラム詳細はこちら
◆参考書籍 rリーダーシップ本2リーダーシップ本1
「リーダーシップ・チャレンジ」ジェームズ・M・クーゼス著(海と月社)
「リーダーシップの真実」ジェームズ・M・クーゼス著(生産性出版)

特徴的な考え方は、たとえば全階層を対象とすること。
かつてのリーダー育成は、現任のトップマネジメント層のみにリーダーシップ研修をしようと謳われてきました。またその次の時代は、次のトップ候補となる層にリーダーシッププログラムを提供してきました。

しかし、トップだけ鍛えてもその元にいるメンバーたちがリーダーシップを発揮しなければマネジメントの世界に戻ってしまうのですよ。そうではなく、逆ピラミッドの最上位にいて顧客と接しているフロントラインも鍛えながら、次世代リーダーとの関係性を一挙に高めることを考えました。

「リーダーシップ&フォロワーシップ」という言い方をしてもいいと思います。
全階層にリーダーシップが必要だという考え方です。

トップもミドルも若手も連携しながら同時に上がっていくということがとても重要になってくる。「リーダーシップ・チャレンジ・ワークショップ」で、それを効果的に進めていけることがわかったのです。
なぜかというと、一般社員の人達が大きな変革を起こした事例を丹念に研究してきた経緯からリーダーシップ行動のエッセンスを集約したプログラムだったからです。

日本には、ますます世界でのリーダーシップ発揮が求められている

―「リーダーシップ・チャレンジ・ワークショップ」は日本への導入以来、公開セミナーでも企業内セミナーでも数多くの方に参加いただいていますね。

(中島)
リーダーシップ行動5つのエッセンスを2日間で効率的に学べるように工夫されています。診断ツールで自分の強み・弱みをつかみ、それを高めていこうという効率的なストーリーなのです。さらに30日後と、90日後にフォローをするメンターシステムも入っていて、それも有効に働いていると思います。

IMG_7906社内研修として導入されているある日系企業では、トップがまず認識して、アメリカ、マレーシア、ヨーロッパそれぞれの拠点で導入されて、活性化したということです。グローバル本社のある日本でも去年からスタートし、トップマネジメントからミドルクラスに展開されているところ。
これを私はリーダーシップ・チェーンと名付けたい。日本語で言い換えるとしたら「絆」でしょうか。

これからは、きっとアジアが、一つのユニティのようになるという見方も出てきています。それが実現した時、日本は何をなすべきなのか。
今よりも高い視座とか広い視野を備えていくということも、今後考えていく必要があると思います。

2020年の東京オリンピックに向け、日本は世界の注目を浴びます。観光立国日本としても、他国と多くの相互理解をし関係性を良くするためには、リーダーシップを磨くことは避けて通れないのです。
ですから、ますます、これから日本の人々が、世界水準のリーダーシップとはどんなものかということを、体感型のセミナーで学んでいただきたいと思います。

~つづく~

◆中島 克紀(なかじま かつのり)プロフィール◆

一般社団法人日本能率協会 エキスパート
「TheLeadershipChallenge」認定マスター
社団法人日本能率協会に入職後、マネジメントとリーダーシップの機能、チーム変革の研究と理論・実践のバランスを追及するセミナー開発に従事。アメリカの財団法人との次世代リーダープログラム共同開発後、企業・自治体での管理者教育に従事。

サブコンテンツ
ページトップへ戻る