今の時代に求められるリーダーを育てるためには 講師インタビュー(3)

研修の最前線で活躍する講師へのインタビューを通じて、人材育成について考えるシリーズ。

企業を取り巻く環境が劇的に変化している今、リーダーに求められる資質も変化しています。どのような資質が求められ、企業はどのようにサポートをしていくべきなのか。HCD(Human Capital Development)のマツイ エリザベス氏と川島民子氏にお話を伺いました。

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3.「変革」には「認識」から

HCD6

 

―組織の変革に取り組むために、どのようなことをされていますか?

<エリ>

組織全体に変革を起こすのか、それとも、それより小さな単位であるチームや部門から変革させるのかは、その企業次第だと思いますが、私の体験では、変革を起こすためには、「認識」に変化を起こす必要性があると思います。

不可能だと思っていたことが可能になるという認識が芽生えてくると、今までと違う行動が可能になります。それが、変革なのではないかと思います。

残念なことに、自分自身を「自らが主体的におこなう立場」として認識するのではなくて「誰かにやらされている立場」として認識してしまっている場合があります。自分自身が主体的に、結果を作っていくんだというのではなく、社会や会社が私にそうするように指示している。そう捉えてしまっていると、個人個人のパワーが伸びてこない。パワーレスになってしまいます。

―リーダー育成のためには、企業はどのようなことをするべきなのでしょうか?

 

<エリ>

企業のトップ、リーダー層から変化を起こすべきだと思います。企業を引っ張っていく上層部が、どれだけ耳を傾けることができるのかということにかかってくるのではないでしょうか。企業の変化というのは下だけが動いても、上がその力を汲み上げていかなければ、どこかで天井にぶつかって終わってしまいます。トップ/ボトムの境界線を引かずに、企業全体でスクラムを組んでいく必要があるのではないでしょうか。

 

もちろん、既にそのように取り組んでいる企業も見受けられますが、面白い事にそういう企業は自分たちがそのように取り組んでいると認識しているわけではないみたいですね。自分たちを他社と比較していないからなんでしょうけれども。

 

<川島>

新しいことに取り組もうとするリーダーを育成することは可能なのですが、それを継続する為には、やはり企業の文化も一緒に変わっていく必要があると思います。短期間に取り組んでも駄目で、継続してサポートされる環境がなければ、その力が失われてしまいます。

~つづく3/5~

第1回 リーダーシップ研修で可能性を紐解く

第2回 企業が直面する課題

第4回 リーダーはWalk the talk

第5回 リーダーに求められる「人間力」

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