開発、技術、研究部門における中堅リーダー養成

本プログラムのねらい

技術者・リーダーに求められるマインド・スキルを徹底強化する3日間

グローバルでスピードの時代。外部環境の変化に迅速で最適な対応をしていかなければ、企業競争に勝ち残っていくことはできません。ものづくり企業において、これら役割の多くを担うのは「技術者」です。
経験年数を経て、技術者の仕事は概ね一人でできた仕事から、チーム・メンバーを率いて行うリーダーの仕事へ転換していきます。
リーダーは、目標・計画を掲げメンバーを率いてプロジェクトを遂行すると同時に、部下を育成する立場にあり、人間関係やコミュニケーションに不安を抱えることも多くなります。
本プログラムは、技術者としてのマインドを高めていく側面と、プロジェクトをまとめる、人を動かすといったマネジメントスキルを高めていく側面の2つのテーマに焦点を当てています。
技術者でこれからリーダーになられる方、リーダーとしてのスキルを向上させたい方にお勧めのプログラムです。

プログラム例 ※ご要望に応じてカスタマイズ可能です

1日目 10:00~17:30【技術者の仕事 ~質を高める~】
・技術・事業を考える
・顧客の価値を考える
・技術者の夢・志・行動を考える
技術者として企業で実務経験を経た講師が自身の経験を披露しながら、講義とディスカッションを通じて、技術者の仕事に求められる知識や行動についての理解を深めます。
2日目 10:00~17:30【プロジェクトをまとめる】
●プロジェクトマネジメントの意義~マネジメントの原則を知っているか~
 ・業績を向上させるマネジメント
 ・マネジメントとその機能
 ・プロジェクトの特性     
 ・マネジメントの要素、セオリー
 ・組織のマネジメントと業務のマネジメント
 ・全員に求められるリーダーシップとマネジメント

●ゴール設定~最終成果は見通せたか~
 ・依頼者の期待とゴールを明確にする
 ・ゴールと課題を定義する
 ・はじめに評価を考える
 ・プロセス評価指標を定義する
 ・振り返りを行う
 ・組織としてノウハウを蓄積する

●スケジュール策定~ QCDは見通せたか~
 ・スケジュールは納期から逆算する
 ・行動をシナリオ化する
 ・時間で品質とコストを定義する

3日目 10:00~17:30【人を動かす】
●組織化・役割分担 ~関係者の役割・権限は見通せたか~
 ・スケジュールにメンバースキルを合わせる
 ・スキルアンマッチを課題化する
 ・役割を分担する
 ・役割の概念を拡張する
 ・役割分担を明文化する

●コミュニケーション ~関係者間で意識は共有されているか~
 ・コミュニケーションとモチベーションを重視する
 ・場面に応じたコミュニケーションをとる
 ・実施メンバーも含めて、スケジュールをレビューする
 ・仕事の指示と受けを確実にする
 ・報告、連絡、相談を徹底する
 ・進捗をチェックする
 ・コミュニケーションを十分にとり、トラブルを未然に防ぐ

●モチベーション ~関係者のやる気を持続させているか~
 ・意欲づけする     
 ・仕事の全場面で意欲づけを行う

対象

  • 部門:開発・技術・研究・設計・生産技術 他
  • 役職:チーム/グループ/プロジェクトのリーダーおよびその候補者
  • 経験:入社後5~10年の実務経験を経た方を想定