新事業・新商品開発

本セミナーのねらい

新事業・新商品開発の進め方は、社内で身に付けにくいスキルの1つです。そこで本セミナーでは、新事業・新商品開発の進め方の基礎を体系的に学ぶことを目指します。特に、成功の確率を高めるための開発の定石やKFS(事業成功の鍵)の理解を目指します。
本講座は、新事業・新商品開発をリアルタイムで支援している現役のコンサルタント陣が豊富な経験から知恵と事例を提供し、実習を通じて受講者にご理解いただく実践的な内容となっております。

ポイント

  • 新事業・新商品開発の定石である基本要素と進め方を学びます
  • 新事業・新商品開発の特性を理解し、簡単な演習を通じて成功のポイントを学びます
  • 演習を通じた経験交流により、多様なものの見方、感じ方を体感し、新事業開発・新商品開発のための視野を広げます

プログラム例 ※ご要望に応じてカスタマイズ可能です

1日目 10:00~17:00【マインド醸成と新事業探索】
【1】オリエンテーション
新事業開発・新商品開発のフロー
【2】起業家マインドと行動規範 (玉井講師)
 (1)新事業の成功パターンと失敗パターン
 (2)新事業成功のための行動規範
 (3)起業家マインドの醸成とコーチング
  ※エクササイズ(演習)
[学習のポイント]
・事業開発に不可欠な起業家マインドの醸成として、成功に導く起業家の行動パターンを紹介する。
・コーチングの手法を活用し、ディスカッション形式で実践的な起業家マインドを習得する。
【3】新事業(ビジネスチャンス)探索に向けたガイドラインづくり (玉井講師)
 (1)環境動向・変化の認識
 (2)自社資源の把握
 (3)SWOT分析
 (4)ビジネスチャンス探索ガイドラインの設定
[学習のポイント]
・俯瞰的側面から捉える自社の有形・無形の経営資源・顧客資産・販売チャネル・全体方針・事業目標等から自社の「強み・弱み・機会・脅威」の分析を行い、新製品・新事業探索のためのガイドライン(基本方針)の設定方法を習得する。
【4】新事業(ビジネスチャンス)探索 (玉井講師)
 (1)ビジネスチャンス・アイデアの発想
 (2)ビジネスチャンス・アイデアの評価
 (3)有望新事業探索テーマ概要の構造
[学習のポイント]
・ブレーンストーミング、強制発想法などアイデア発想法を紹介する。
・商品・事業のアイデア発想におけるスキルと集めたアイデアの評価方法を紹介し、アイデア評価による有望事業テーマの設定のしかたを学ぶ。
【演習1】(玉井講師)
 マクロトレンド分析とアイデア発想
 (1)マクロトレンド
 (2)アイデア発想と演習
[学習のポイント]
・新事業開発・新商品開発のアイデア発想法をグループ演習を通じて体得する。
・課題として出題される事業のガイドラインを基に、グループ討議のなかで、アイデア発想のための要点やリーディング方法を知るとともに有望なテーマについての具体的な事業をイメージ化する。
《1日目の振り返り》
2日目 10:00~17:00【事業企画・評価・事業化準備】
【5】事業企画(高橋、池田講師)
 (1)顧客ニーズの把握(BtoB BtoC)
 (2)企画開発の進め方(BtoB BtoC)
 (3)異業種連携・コラボレーション
 (4)事業参入のマーケティング
[学習のポイント]
・BtoC(消費者向け)事業について、顧客の購買プロセス、ビジネスモデルの2つの視点から3つの企画(商品・サービス、売り方、顧客育成)にまとめる手法を習得する。
・BtoB企業(法人向け企業や生産財企業)の顧客ニーズの捉え方、新事業・新商品の発想視点、ニーズ検証のやり方を理解し、事業企画の手法を習得する。
【6】事業性評価(池田講師)
 (1)需要予測
 (2)事業性評価
 (3)リスク分析
[学習のポイント]
・事業性評価の基礎となる需要予測の考え方と手法を学ぶとともに、事業性評価の評価視点・評価方法を身につける。
・新事業・新商品についてのリスクの捉え方を学ぶ。
【7】事業化準備(玉井講師)
 (1)事業化準備段階における検討内容
 (2)コンティンジェンシープラン(不測事態対処計画)の設定
 (3)ポイントテスト販売事例
 (4)新事業診断のチェックポイント
[学習のポイント]
・企画・計画段階を経て、実際の事業に向けた準備段階での陥りやすい問題点などを、事例を踏まえて理解する。
【演習2】(高橋、池田講師)
 事業コンセプトと企画書づくり
 (1)事業コンセプト
 (2)企画書作り
 (3)演習 事業コンセプトづくり
[学習のポイント]
・新事業開発・新商品開発のコンセプト設定と企画書づくりをグループ演習を通じて体得する。実際に議論しながら企画書を作成することにより、要点や勘所を知るとともに、企画書の書き方を身につける。
《2日目の振り返り》
※受講生の方でご希望の方には、本セミナーで使用するフォーマット(企画書等)をEメールでお送りします。当日、アドレス(名刺可)をお教えください。

対象

  • 事業開発部門の幹部・管理者・担当スタッフの方々
  • 商品企画・マーケティング部門の幹部・管理者・担当の方々
  • 開発戦略テーマ推進リーダー・推進スタッフの方々
  • 経営企画・営業企画・システム企画部門の幹部・管理職・担当の方々
  • その他、本セミナーにご関心のある方々