管理職のためのコンプライアンス

本プログラムのねらい

管理職として必ずおさえておくべきコンプライアンスの基礎知識から、組織、チームを強くするためのコンプライアンスを元にしたマネジメントについて学びます。不祥事の芽を摘むための部下指導のあり方や、不祥事予防のための組織としての取り組みを共有します。 特に管理職に求められることは、自身が「悪いことはしない」ことはもちろん、「わかっているのに手を打たない」「見てみぬふりをする」という不作為(積極的には行動しないこと)への対応であることも確認します。 そして、マネジメントの線引きが難しいハラスメント(セクハラ・パワハラ)については、ケーススタディを使いながら、実効性のある方法を学んでいきます。

本プログラムの特長

  • ただの規定内容だけでなく、「社会から求められるコンプライアンス」とは何かを理解する。
  • 実際のマネジメント現場のケーススタディを用いることで、コンプライアンスを日々のマネジメントに結びつけることができる。
  • 参加者同士のディスカッションから、自身のコンプライアンスに対する考え方を客観視できる。

プログラム例 ※ご要望に応じてカスタマイズ可能です

1日(10:00~17:00)

概論

1.人や組織が犯す罪、自身の不作為を考える ・故意と過失の罪、作為と不作為の罪 ・不作為への対応のあり方など 2.コンプライアンスに求められる行動を考える ・コンプライアンスの5つの行動側面 ・「高い倫理観」の中身など

実践編

3.コンプライアンス推進のための部下指導のあり方を考える ・責任を果たす時の基準の持たせ方 ・悪い情報があがるための部下指導のあり方など 4.不祥事防止の組織マネジメントのあり方を考える ・不正リスクの3要素 ・不祥事防止の組織マネジメントのあり方など 5.自身のハラスメント防止の意識を考える ・直接差別と間接差別 ・セクハラ、パワハラ防止の意識の持ち方など 6.本研修を通しての気づきと職場でも活かすことを整理する ・コンプライアンスに取り組む意味 ・〇×形式での本研修内容の確認など

対象

  • 部長、課長、係長・主任・リーダーなど管理者的立場の方
  • マネジメントを強化するためにコンプライアンスについて学びたい方

費用について

実施にかかる費用については、「よくあるご質問」をご覧ください。