新日鐵住金ステンレスインタビューvol.2 チームリーダーに期待する意識

新日鐵住金ステンレス 久次光洋さん(人事・総務部 製造・整備人材室長)に、日本能率協会を利用いただき社内で実施されている研修についてお話を伺いました。
聞き手は日本能率協会 伊勢崎健です。(以下、敬称略。お役職はインタビュー当時)

チームリーダーに期待する2つの意識とは?

(伊勢崎)
久次さんのお立場から見ると、主任にふさわしい意識とはどういうものなのでしょうか?

(久次)
チームリーダーとしての組織運営と人材育成の意識だと思います。

掲載2 人員を削減してきたのでチームの規模は小さくなっているのですが、それだけ運営が難しくなっています。

任されたチームをうまく運営して、かつ人材を育てていく。その最小単位のリーダーが主任だと思っています。

(伊勢崎)
そういう意味では、主任が順調に育つという事が、会社の業績に直結するという事でしょうか?

(久次)
そうですね。キーマンは主任だと思っていますので、主任が機能するかしないかで、組織全体が上手く回るか回らないかが変わってくると思います。
主任候補者研修は、非常に重要なポジションである主任という人材の育成に、とても役立っていると思っています。

(伊勢崎)
リーダーシップ研修が、主任としての意識付け、気付きのきっかけになるとお褒めいただいたのですが、逆にリーダーシップ研修にはこういう課題があるという事がありましたら、おうかがいしたいのですが?

(久次)
現在、実施している主任候補者研修に取り入れているリーダーシップ研修には、特に課題を感じていません。引き続き、研修を実施したいと思っています。

また、リーダーシップ研修とセットでお願いしているフォローアップ研修ですが、リーダーシップ研修で意識付けられた事を、行動に移していき、3年後のフォローアップ研修でフォローしていただくという流れが、とても良いと思っています。

ですから、2つの研修をセットでお願いしているのは、とても意味があります。

(伊勢崎)
現在、新日鐵住金ステンレスさんには、主任任命時のリーダーシップ研修、その3年後、7年後のレベルアップ研修としてのフォローアップ研修を受講していただいています。
このシリーズで一通りの主任のマネジメント要件が育成できているという事でしょうか?

(久次)
そうですね。

社内に良い影響をもたらしている魅力的な研修内容とは?

(伊勢崎)
今回、新しく新人研修をご依頼いただいて、6月末に研修を実施しますが、JMAには人材育成の面でどういった事をご期待いただいているのでしょうか?

(久次)
JMAさんに研修をお願いするようになってから随分経つのですが、その前は自社内で研修をしていました。

社内で研修をすると、どうしても知識詰め込み型になる傾向がありました。それに、上司の立場という意識が出てしまったりしまして、少し偏った方向性になったり、一方通行の研修になる傾向がありました。

掲載5JMAさんのような研修のプロに実施していただくと距離感が良いのです。製造現場の事も良く分かっていただいていますし、といってべったりではなく、少し冷静に、客観的にやり取りしていただけるのが良い距離間に思えます。
社内での研修のような知識詰め込み型ではない、双方向での研修を期待してお願いしています。

言わずもがなですが、プロの講師の方の講習なので、1つ1つのメッセージの伝え方が上手で、受講者の心に染みるように話してくださるのが良いのですね。

かなり演習を重視した講習の中で、自分で考えて行動する事をプログラムに取り入れていただいているのが、講習後に良い方向で機能しているのではないかと思います。

日頃、社員には自ら考えて欲しいと言っているのですが、そこをグループ演習で実践させてもらえるのがありがたいです。

(伊勢崎)
JMAでは、座学が3割、演習やケーススタディが7割になる事を目標に研修プログラムを作っています。
とは言っても、研修プログラムが完璧という訳ではなく、将来に向けての課題はあると思います。

(久次)
リーダーシップ研修を通じて演習やケーススタディの良さを実感していますので、継続して行きたいです。
例を挙げると、詰め込み型ではない研修が少しずつ社内に浸透してきているようです。

社内講習でもグループ討議系を増やしていく傾向が強いので、やはりプロの研修が色々な所に良い影響を与えてくれていると思っています。

(伊勢崎)
みんなで考え、議論し、何かしらの答えを出す過程において、色々な職場の気付きや、他の事業部の気付きを共有できるという辺りを評価していただいていると思って良いでしょうか?

(久次)
そうですね。
気付きとか刺激のし合い、とかですね。

~つづく【2/5】~

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