自律型人材の育成のために AGSインタビューVol.4

ITサービス企業として若手社員も多く活躍されているAGS株式会社。自ら業務を動かす「自律型人材の育成」という目標を掲げ、階層別研修体系を「自社ならではの活きたもの」にするための取り組みについてお話いただきました。お話を伺ったのは AGS株式会社 企画管理本部 人事部の安藤淳様、聞き手は日本能率協会(JMA)山川真貴子です。

前回の内容はこちら

自律型人材の育成のために…相互に刺激し合う会社を目指す

(山川)
JMAがご支援している研修に限らず、現在、人事部さんで感じていらっしゃる課題や、これからどういう部分に手をつけていきたいと考えておられるかというところをお伺いできればと思います。

(安藤)
階層別研修全体の主旨もそうなのですけれども、自分で力を発揮して業務を動かすという「自律型人材」を育てたいという思いがあります。

弊社は、昔は銀行の子会社でしたし、独立系企業である現在も安定した営業基盤を持っています。安定は良いのですが、一方、安定した仕事や維持管理業務に慣らされていると、社員の意識が自然に受け身に、おとなしくなってしまいます。それを危惧しているのです。そこを変えていきたいのです。 変えていくためには、社員の相互作用も意識できるといいと思っています

(山川)
相互作用というのは、社員間、縦も横も含めてということでしょうか。

(安藤)
そうですね。 階層別研修をやったなら、その受講者同士で刺激し合ってほしいし、その後で職場に戻ったなら、部署の中で刺激し合ってほしいです。最終的には、上下関係も含めてそうなればいいと思っています。

会社の思いとして「自律型人材の育成」と言い表していますけど、「活躍する人に光を当てて、そういう人にみんなが目を向けて、お互い刺激し合うようなところまでいけるといい」というのがイメージです。
だから人事としても、ここが素晴らしい、というところに光を当ててあげたいと思います。

IMG_3680(山川)
最後に、人材育成に関わられている中での安藤さんのポリシー、こういう思いで人材育成に携わっているというものがあれば、お聞きしたいと思います。

(安藤)
基本的に、偉そうなことを言うには、自分がそれ以上のことやれていないといけないと思っています。私は今は人事部で、その前は企画部という部署で法務関係のことをやっていました。

人事も企画も、社内の間接部門は、やはり評論家ではいけなくて、自分が身を乗り出して、自分の守備範囲以上の役割を背負いながらやらないといけないんだ、と日々感じてきました。だから、自分が必死に苦労して、身に染みている言葉を発信したいという思いが強くありますね。

社員の皆さんに向けて、「もっと自ら責任もって行動して!」と自分で言うのはちょっと恥ずかしいです。でも、やはりそういうことを言わざるを得ないのですよね、仕事ですから。みなさん大変だから、頑張っているから、と遠慮をしていては、何も伝わりません。

今回の研修も、受講者のみなさんが研修の1日目は大変おとなしい感じがしたので、2日目には、「もっと活発にやってください!」と最初に強くお伝えしました。

偉そうに言う分、自分も頑張らないといけないということを思いながらやっています。 私自身も社員の皆さんと刺激を与え合って、やれるといいという思いがありますね。

(山川)
なるほど、素晴らしいと思います。

(安藤)
ありがとうございます。

(山川)
今日は、どうもありがとうございました。

~おわり4/4~

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